ミッドタウン・タワー

ミッドタウン・タワー 外観

ミッドタウン・タワーは、東京ミッドタウンの中核を担う超高層ビルです。住所は港区赤坂で、2007年に複合商業施設として開業しました。地上54階、地下5階建ての建物の高さは、248.1mに及び、現在日本で6番目に高いビルとなっています。敷地面積は約68,900㎡、延床面積は約563,800㎡に及びます。2007年にはグッドデザイン賞を受賞。その他にも環境や芸術・文化への貢献や経済効果等、あらゆる分野で優れた建物であることを表彰されています。
では、ミッドタウン・タワーの各階に入居しているテナント等についてみていきましょう。地下2階は駐車場、地下1階から4階には多彩なショップ&レストランが入居しています。ミッドタウン・タワーに隣接するミッドタウン・イーストの4階には「東京ミッドタウンホール&カンファレンス」があります。AとBの2つから成るホールの総面積は1,310㎡で、様々なイベントが開催されています。全部で9つのカンファレンスルームは様々な広さの部屋を取り揃えており、あらゆるニーズに対応できるようになっています。全てのカンファレンスルームにプロジェクター、スクリーンが用意され、ビジネスミーティングはもちろんパーティなどの開催にも対応しています。5階にはデザインの研究教育、職能、プロモーションを行う「東京ミッドタウン・デザインハブ」があり、公益財団法人日本デザイン振興会、公益財団法人日本グラフィックデザイナー協会、武蔵野美術大学デザイン・ラウンジ、インターナショナル・デザイン・リエゾンセンターが入居しています。6階には総合医療施設「東京ミッドタウンメディカルセンター」があります。外来診療や人間ドックを行う東京ミッドタウンクリニックのほか、皮膚科や歯科、ヘルスケアショップが入居しており、ミッドタウン・タワーで働くオフィスワーカーや近隣の人々の健康をサポートしています。
7階から44階まではオフィスフロアです。オフィスの占有面積は184,500㎡。執務スペースは天井高2,800mmの広々とした無柱空間で、フリーアクセスフロア、グリッドシステムが採用されており、レイアウトもフレキシブルに対応できるようになっています。環境にも配慮されたオフィス作りが実現されており、遮熱性、断熱性に優れたLow-E複層ガラスや自動調光システム、自動制御ブラインド等が採用されています。オフィスのロビーには最新の非接触型ICカードリーダによるセキュリティゲートを設置しているほか、警備員も採用して機械警備と有人管理による万全の防犯体制を整えています。またミッドタウン・タワーでは、建築基準法によって定められた超高層建物用地震波の基準を1.25倍上回る耐震性能を導入し、大地震に備えています。さらに、停電が起きた時のために3台の非常用発電機が搭載されているほか、非常用の水槽や備蓄倉庫を設置して、非常時の備えとしています。オフィスフロアに入居している代表的なテナントとしては、ナイキジャパン本社をはじめ、日興アセットマネジメントやシスコシステムズなどが挙げられ、33階から39階にはファーストリテイリングが入居しています。
45階から53階には高級ホテルの「ザ・リッツ・カールトン東京」が入居。宿泊はもちろん、宴会や会議等にも対応しています。
次にミッドタウン・タワーへの交通アクセスをみていきましょう。ミッドタウン・タワーは外苑東通りに面して立地しています。都営地下鉄大江戸線及び東京メトロ日比谷線の六本木駅より直結でアクセスできるため、雨の日でも傘を使用せず通勤可能なメリットがあります。また、東京メトロ千代田線の乃木坂駅より約徒歩3分、東京メトロ南北線の六本木一丁目駅より徒歩10分程でアクセスが可能です。
ミッドタウン・タワーが立地する東京ミッドタウンの敷地内には、緑豊かな「ミッドタウン・ガーデン」が広がっています。また東側には、港区立檜町公園が隣接しており、赤坂、六本木エリアという大都会の中心に位置しながら、まさにオアシスのような癒される空間が実現されています。
新しい東京のランドマークである東京ミッドタウンの中心的役割を果たすミッドタウン・タワー。ハイスペックな設備を整えたオフィス環境、そして自然豊かかつアクセス良好な立地環境も相まって、今後も日本を代表する賃貸オフィスとしてさらなる飛躍を遂げていくことでしょう。