りんくうゲートタワー

りんくうゲートタワー 外観

りんくうゲートタワービルは大阪府泉佐野市りんくう往来北に位置する超高層賃貸オフィスビルです。地上56階、地下2階建ての建物の高さは256.1mにも及び、現在、あべのハルカス、横浜ランドマークタワーに次いで、日本で3番目に高いビルとなっています。 りんくうゲートタワービルは、大阪副都心のひとつであるりんくうタウンに立地しています。りんくうタウンは関西空港の開業に合わせて、空港対岸の沿岸部を埋め立て、造成したことにより誕生しました。当初は関西空港に通じるスカイゲートブリッジの玄関的役割を果たすツインビルの建設が予定されていましたが、バブル崩壊を機に計画が頓挫し、1992~1996年の期間を経て、りんくうゲートタワービルの1棟のみが建設されました。 りんくうゲートタワービルは賃貸オフィス、国際会議場、ホテル等から構成されています。それでは、各フロアにどのようなテナントが入居ているかを詳しくみていきましょう。1階には「スターゲイトホテル関西エアポート」のフロントとロビーがあり、3階にはやはり「スターゲイトホテル関西エアポート」の宴会や婚礼の受付、さらに挙式会場や衣装室、写真室等があります。4階と5階には大中小、様々なサイズの宴会場があり、5階には小会議室もあります。6階は会議室フロアとなっており、小会議室・中会議室のほか、同時通訳設備を有する「大阪りんくう国際会議場」があります。7階はセントラルフィットネスクラブが入居中。8階は内科や健康診断・成人病健診の受けられるクリニックフロアとなっており、9階は展示場・ショールームです。 オフィスフロアは11~26階。基準階面積は1,220㎡(約370坪)で、標準では4分割まで可能となっていますが、希望に応じてさらに小さな貸室にも対応しています。オフィスフロアのうち、14階と16階は貸室面積20㎡(約6坪)~66㎡(約20坪)程のスモールオフィスが入居しており、24時間利用可能となっています。 オフィスフロアではICカードキーでの入退室管理が徹底されており、セキュリティにも万全の体制が敷かれています。14階にはテナント専用の有料会議室があり、研修室や展示室として利用可能です。さらに、19階にはやはりテナント専用のリフレッシュコーナーも設けられています。 主なテナントには、12階に大阪府タウン管理財団、13階にセントラルスポーツカルチャーセンターが入居。その他14階には、りんくうゲートタワービル運営管理事務所や株式会社スタビック・ジャパン、株式会社マイン、株式会社スタンドオフ等の一般企業のほか、会計事務所や税理士事務所なども入居しています。15階に株式会社テクニカル・ノア、17階に株式会社全日警やレッドホースコーポレーション、大阪府パスポートセンターりんくうタウン分室等が入居。18階にはレオゲートタワーレディースクリニックのほか、株式会社フォーキャスト、アジア人材育成事業協同組合が入居しています。さらに上階の22階には、あさかわシステムズ株式会社、NTT西日本大阪支店法人営業部、24階には、大阪シーリング印刷株式会社の南大阪営業所、明治安田生命りんくう営業所が入居中です。このように、オフィスフロアには一般企業はもちろん、財団法人や士業の事務所等の多彩なテナントが入居しています。 25階はレストランフロア。29~50階には「スターゲイトホテル関西エアポート」の全358室に及ぶ客室があります。52~54階にはホテルのレストラン、ラウンジがあります。 りんくうゲートタワービルは交通利便性に恵まれたロケーションに立地しています。最寄りのりんくうタウン駅には南海電気鉄道空港線とJR西日本の関西空港線が乗り入れています。このりんくうタウン駅から、りんくうゲートタワービルまでは、ペデストリアンデッキで直接アクセスが可能で、雨の日も傘を差さずに駅から通勤できるメリットがあります。JR大阪駅からは関西空港線で約60分、南海なんば駅からは空港特急で、約27分でアクセスが可能。関西空港から最も至近に位置する賃貸オフィスとしても知られており、南海空港線にて約5分でアクセスできます。 このように、りんくうゲートタワービルは、関西空港からのアクセスが抜群なこともあり、海外出張や海外の取引先が多い企業様には特に魅力的な賃貸オフィスと言えるでしょう。現在、日本で3番目の高さの超高層賃貸オフィスであるりんくうゲートタワービル。今後も、関西エリアを代表する賃貸オフィスとして、さらなる飛躍を遂げていくことが予想されます。